最新の食 欧米化 問題について

食の欧米化が引き起こした問題

戦後、私たちの食生活は短期間で急速に欧米化しました。
戦前までの一般的なスタイルは米を中心に、味噌汁、漬物、野菜の煮物、魚介類などの多様な副菜が加わった、いわゆる健康的な日本式でした。
しかし戦後の復興と共に生活環境が豊かになり、米の消費量はおおむね半減し代わりにパンの消費量が増加。
ファーストフードやスナック菓子などが普及し、肉、卵、乳製品などの動物性たんぱく質や油脂類をたくさん使った料理を摂るようになりました。
その結果、栄養のバランスが崩れ、肥満や糖尿病などの生活習慣病が増加しました。
これらは大腸がんや心臓病といった重大な病気にもつながっていくようです。
また低年齢の子どもにまでも高血圧や肥満などの症状が見られるようになりました。
日本が欧米化している中、欧米ではヘルシーな日本ブームが起きています。
1977年にアメリカで発表されたマグガバンレポートはアメリカ社会に大きな影響を与えました。
「食」の問題が生活全般に影響を与えることを提言したレポートだったからです。
当時のアメリカでは、肥満が原因となる心臓病や癌などの生活習慣病が既に社会問題となっていました。
家族や自分が口にするものを見直してみることは、大事なことではないでしょうか。
食事はバランスよく、適量を、おいしく楽しみながらを心がけましょう。