ダマスカス~アレッポAleppo , カーミシュリーQamishle, ラタキアLattakia、デリゾール Deir ez-Zur間は国内線が就航しています。シリアの道路網は整備されており、バスは本数も多く運賃も割安です。シリア人で車を持っている人は少ないため、多くの人がバスを利用しています。各都市間の距離は短く、ほとんどの目的地へは4時間以内で到着します。バスには一般的な長距離バス、乗合のミニバス、ミクロバスと呼ばれる日本製のヴァンなどがあります。サービスタクシーはバスの運行ルートを通りますが、ミクロバスよりも運賃は割高です。
シリアの鉄道は近代的で運賃も安く、時間も正確です。ただし駅は市内から離れた場所にあることが多いです。主要な路線はダマスカス、アレッポを結び、支線は沿岸を運行しています。レンタカー会社も数社ありますが、料金は西洋諸国より5割高く、またガソリンも高価で、スタンドもほとんど見当たりません。あえて運転する場合は、シリアは右側通行ですので注意してください。
シリアには2つの国際空港があり、ひとつはダマスカスの南東35km(22マイル)に位置し、もうひとつはアレッポの北東です。ラタキア空港も、名称は国際空港ですが実態は伴っていません。ダマスカス空港(DAM)、アレッポ空港(ALP)双方ともヨーロッパ及び中東、アフリカ、アジア諸国と定期路線で結ばれています。出発税は500米ドルかかります。
ダマスカスとトルコのイスタンブール、ヨルダンのアンマン、レバノンのベイルートまたはトリポリ、サウジアラビアのリヤド間は、バスが運行しています。鉄道もアレッポ~イスタンブール間、ダマスカス~アンマン間を結んでいます。サービスタクシーもダマスカスから近隣諸国のほとんどへ行くことができます。シリアに自家用車も持ち込むこともできますが、シリア国内の第三者機関による保険に加入する必要があり、また関税(50米ドル)が課金されます。現在車等の一時輸入許可証は必要ありませんが、規則改正もあり得ますので、渡航前に確認してください。
シリアに入国するすべての渡航者は、渡航元の国のシリア領事館が発行するビザを所持する必要があります。自国に領事館など政府代表事務所がない場合は、原則的に国境または空港の到着ターミナルでビザが発行されます。ただし最も簡単で確実な方法は、自国でビザを申請することです。